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企画展「蛙」開催のお知らせ
世界の両生類の約90%を占め、さまざまな環境に適応してきた「蛙」。徳之島を含む奄美・沖縄に生息している両生類は、ほとんどが固有種です。抜群のジャンプ力を誇る徳之島最大の種から、日本最小の種、さらにはいつどこからやってきたのかルーツが謎に包まれた種まで...。そんな「蛙」の魅力に迫る企画展を開催します。●企画展「蛙」期間:4月1日(水)~会場:徳之島世界遺産センター内容:パネル展示、標本展示、クイズ、ぬりえこれまで知らなかった「蛙」の一面にきっと驚くはず。徳之島の豊かな生態系とともに、彼らの奥深い魅力を感じてみてください。
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3月の観察日記(動物)
この冬も、徳之島には数多くの渡り鳥や海洋生物が飛来・回遊していました。冬を越すためにこの島を選んだ生きものたちの季節が一区切りを迎えようとしています。その中でも、猛禽類の仲間たちやザトウクジラは特に私たちの目を楽しませてくれました。海岸沿いでは鋭い視線で獲物を探し、急降下するミサゴ。農耕地の上空では「ピックイー」という特徴的な鳴き声のサシバや、ホバリングをして獲物を探すチョウゲンボウの姿が。さらにはノスリやハヤブサなど、島内各地でその姿を見ることができました。そして、青い海に目を向ければ、繁殖や子育てのために南下してきたザトウクジラのブロー(肺呼吸をするクジラが海面で息を吐きだす様子)やブリーチング(クジラが海面から身体を飛びださせるジャンプ)をする姿を見ることができました。サシバは環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に、ハヤブサは準絶滅危惧(NT)に指定されており、ザトウクジラもかつては絶滅の瀬戸際に立たされていた歴史があります。身近な存在でありながら、実はとても稀少な生きものたち。次の冬もまた、彼らが徳之島へ帰ってこられるよう、私たちに出来る環境保全について考えていきたいですね。
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2月の観察日記「動物」
2月の徳之島は雨の日が増え、湿度も一段と高まってきました。この湿り気に誘われるように「アマミイボイモリ」の活動も活発になっています。アマミイボイモリは徳之島、奄美大島、請島にのみ生息する固有種です。現在は環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)や鹿児島県の天然記念物に指定されています。2月の観察では1匹でのんびり歩く姿のほかに、2匹が隣り合ってじっと寄り添っている様子も見られました。アマミイボイモリの繫殖期のピークは2月頃。この時期、水辺の近くではこうして複数の個体が集まったり、寄り添ったりする姿が見られるようになります。イモリ科の中では原始的な姿を留めているとされているアマミイボイモリ。彼らが長い時間の中で、姿を変えずに命をつないでこれたのは、徳之島の豊かな自然があったからこそ。この貴重な生きものたちがこれからも安心して命をつないでいける環境を大切に守り続けていきたいですね。
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1月の観察日記「動物」
1月も下旬を迎え、人間にとっては寒さが身に染みる季節ですが、森の中では生きものたちが命をつなぐための活発な営みを観察することができました。先日、アマミアオガエルの泡巣(あわす)を確認するため、森の中のとある水辺を訪れました。島の方言で「ビッキャ」や「アッタラ」の名で親しまれているこのカエルは、冬から春にかけて繁殖期を迎えます。この日も、水辺の周りに彼らが産み落とした「泡巣」がいくつか確認できました。静かな森に「キャラララ」という美しい鳴き声が響き渡っていました。その水辺のすぐ近く、足元に目を向けると、そこには徳之島最大のカエル、アマミハナサキガエルの姿が。さらにそのすぐ近くには、じっと息をひそめるヒメハブの姿も。ヒメハブは比較的低温に強く、冬場に繁殖するカエルも捕食します。この日、目の前に広がっていた光景は、まさに徳之島の豊かな生物多様性そのものでした。
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講演会「徳之島の海岸線は宝がいっぱい」を開催しました
1月17日(土)、阿権浜しぜん館・館長の西村奈美子氏をお迎えし、講演会「徳之島の海岸線は宝がいっぱい」を開催しました。写真や動画を交えながら、徳之島の海岸線で出会えるさまざまな生きものたちを、わくわくするお話とともに紹介していただきました。何気なく歩いている身近な海岸線にも、こんなに豊かな自然があることを、あらためて感じる時間に。見落としがちな漂着物も、見方を変えればこの島に流れ着いた“宝”。西村さんが実物をいくつも持ってきてくださり、子どもも大人も興味津々でした。講演後には、「さっそく海辺を歩いてみたい」「紹介された不思議な生きものを探してみたい」そんな声も聞かれ、とても実りある講演会となりました。なお、この講演会のアーカイブを徳之島世界遺産センター公式Instagramで2月17日(火)まで公開中です。前半・後半の二本立てとなっていますので、ぜひご覧ください。
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講演会「徳之島の海岸線は宝がいっぱい」を開催します!
1月17日(土)、徳之島世界遺産センターにて講演会を開催いたします。テーマは「徳之島の海岸線は宝がいっぱい」。阿権浜しぜん館・館長の西村奈美子さんをお迎えし、魅力的で不思議な徳之島の海辺についてお話をしていただきます。世界遺産に登録されてから、注目が集まりやすいのは徳之島の森の珍しい生き物たちですが、島の海辺は島民も大切にしてきた命の宝庫。何度も海岸を歩き、観察する中で発見してきたその魅力に迫ります。徳之島ならではの海の生き物たちと、世界の海と繋がるこの島に流れ着く“宝”を楽しく、詳しく学べるこの機会をお見逃しなく!📅日時:1月17日(土)19:00~20:30📍場所:徳之島世界遺産センター👥定員:先着50名🍃推奨:小学生以上💰参加費:無料📸Instagram(@whcc_tokunoshima)にてライブ配信あり☎申込方法:電話申し込み(0997-84-0726)
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12月の観察日記「動物」
冬の気配が深まり、徳之島の空に「ピックイー」という澄んだ声がよく響くようになりました。その声の主は、秋の渡り鳥として知られるサシバです。本州・四国・九州では夏鳥として親しまれているサシバですが、奄美群島では冬鳥として秋から春にかけて島で過ごします。そのため徳之島では、サシバの声が聞こえ始めると「秋が来たなぁ」と感じる方も多く、季節の移ろいを告げる鳥として島の人々に親しまれてきました。サシバは農地や山地で生活しています。木の枝や電柱の上にとまり、じっと周囲を見渡しながら、餌となる昆虫やネズミを探す姿がよく見られます。サシバは猛禽類の中でも比較的環境適応力が高く、里山や人の暮らしに近い環境を利用しながら狩りを行うことが知られています。空高く舞う姿も美しいですが、静かに佇むその様子には、どこか凛とした風格があります。遺産センターのテラスに出てみると、運が良ければ、このあたりに住み着いているサシバの姿や鳴き声を確認することができます。ご来館の際は、ぜひ空や周囲の電柱にも目を向けてみてください。サシバとの出会いが、季節を感じるひとときになりますように。
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企画展「オビトカゲモドキとタニムラアオイ」開催
12月1日より、企画展「オビトカゲモドキとタニムラアオイ展」がはじまりました。この2種は徳之島世界遺産センターのシンボルマークになっている生きもの。どちらも世界中で徳之島でしか出会うことのできない、とても特別な存在です。…しかしその名前や姿、生態はあまり知られていません。今回の企画展では、そんな2種の”知られざる魅力”にじっくり迫ります。生態を深く学べるパネル展示に加え、お子さんも楽しみながら学ぶことができる塗り絵もご用意しています。ぜひお越しください!
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11月の観察日記「動物」
世界遺産地域を通る林道に、夜の生きもの調査に行きました。夜はだいぶ涼しくなってきたこの時期、夏の間は見かけなかった生きものたちが出てくるので、林道歩きが楽しくなります。散らばるシイのどんぐりを踏みながら歩いていくと、いつもいるオビトカゲモドキがさっそく出迎えてくれました。渓流沿いの道では、ところどころにアマミハナサキガエルがたたずんでいます。産卵が本格化する時期を前に、メスのお腹はふくらんでいます。近くの渓流では、なわばりでもあるかのように、岩の上にオスが陣取っていました。林道の水たまりでは、めずらしい生きものがいました。アマミアカガエルのオスたちです。繫殖期の彼らは、水たまりで、まるでお風呂につかるようにしながら、小さな声で鳴いてメスがやってくるのを待ちます。繁殖期以外は森の中で暮らし、林道でもあまり出会うことがないこのカエル。神経質でさっさと逃げてしまうので、写真を撮るのも苦労します。そして渓流沿いには、りっぱなハブも。倒木の上で川の方を向いて、なにかを待ち伏せしていました。そのほか、めったに見られないトクノシマトゲネズミが足元の茂みから駆け出していくなど、徳之島の森歩きらしい、充実した自然観察になりました。
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SNSで4地域連携が始まりました!
2021年に1つの世界自然遺産として登録された奄美大島・徳之島・沖縄島北部・西表島。この4つの地域の施設が、SNSを通してつながりあい、それぞれの島から自然の魅力を発信していく新たな取り組みが始まりました。この「南ぬ島の自然遺産」シリーズでは、約2か月ごとに各地域の視点から自然や文化、景観など様々な魅力をお届けします。ぜひ、4つの地域をめぐるように各施設のアカウントを訪れてみてください。◎各地域のアカウント・奄美大島世界遺産センター(Instagram) ・徳之島世界遺産センター(Instagram) ・やんばる野生生物保護センター(Facebook) ・西表野生生物保護センター(Instagram)
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